いわの美術でも買取を行った事のある明治〜昭和時代に活躍した画家・中村不折(なかむらふせつ)は、夏目漱石の「吾輩は猫である」の挿絵画家としても知られています。
太平洋画会の中心作家として活躍も見せており、常に誠実に芸術と向き合っていた事から油彩画の他にも水墨画なども多く残しています。
幼い頃から絵を描く事が好きだった中村不折は22歳の時に画家になる事を決意し、貯めたお金で上京すると小山正太郎、浅井忠に学びます。
しかし、生活は苦しく日本新聞社の挿絵などを担当して何とかやりくりしていました。
この頃から挿絵の仕事を引き受けるようになり、正岡子規が編集責任を務める「小日本」の挿絵を担当するようになると126号の時に初めて「不折」という号を使用するようになりました。
また海外への留学経験もあり、帰国後は歴史画の分野で活躍を見せるようになります。
写実的で西洋絵画の影響を強く感じる中村不折の作品は現在でも高く評価されており、高価買取が期待できる作家です。
ご売却をお考えの中村不折の作品がございましたら、年間に多くの買取実績を持ついわの美術までお電話・メールにてお気軽にご相談下さい。
中村不折は油彩画、水彩画、挿絵など様々な才能を見せており、スケッチであっても価値がある場合がございます。
また幼い頃に文字を書く事が好きだった中村不折は二行書などの書の掛軸を残しています。
シミ、汚れ、シワなど保存状態によって買取額は変わってきますが、綺麗な状態で保証書などがご一緒であれば高価買取も期待できます。
また、中村不折の作品かな?と疑問に感じるお品物は査定・見積無料のいわの美術にお任せ下さい!!
皆様からのお問合せ、スタッフ一同心よりお待ちしております。