「幻想的」「幽玄的」という表現がぴったりと当てはまる日本画家と言えば工藤甲人と答える人も多いかと思いますが、2011年にこの世を去った現在でも中古市場での人気は衰えておらず、高価買取が期待できる作家の一人で、いわの美術でも積極的に買取を行っております。
工藤甲人は自然の昆虫や小動物、植物の葉などを繊細な描線で描き、その周りを群青など単色の岩絵具で色面を大きく取った装飾的に感じる独特の構図が特徴的で、「幻想的」「幽玄的」な作風を描いています。
このような作風になったのは、友人の西村勇から西洋絵画の思想や理論の話を聞き、シュルレアリスムに興味を持つようになったからでした。
そのため、モチーフには樹木、花、蝶、動物などが多く、哀愁や宗教感を漂わせる心象風景を描き出しています。
ご自宅に眠ったままになっている、または売却を考えている工藤甲人の作品はございませんか?
いわの美術では工藤甲人の作品の高価買取を行っております。
お品物によっては高価買取とならない場合もございますが、査定・見積は無料ですのでお気軽にお問合せ下さい。
工藤甲人の作品は肉筆の作品とリトグラフなどの複製画があります。
もちろん高価買取となる場合が多いのは肉筆の作品ですが、リトグラフも案外思わぬ買取額になる事がございます。
こちらのお写真のお品物は工藤甲人のリトグラフです。
リトグラフは余白部分がありそこに作家のサインやエディションナンバーなどが記されています。
エディションナンバーは分数のように表記されている事が多いのですが、大体が分母の数が刷られた枚数となっています。
つまり分母の数字が小さいほど刷られた枚数が少なく、希少価値が高いという事になります。
お問合せの際は工藤甲人のどのような作品なのか出来る限り詳しくお伝え下さい。
また、うまく口頭で説明する自信がないという方は、画像を添付する事ができるメールかオンライン査定にてお問合せ下さい。
皆様からのお問合せ、スタッフ一同心よりお待ちしております。