梅原龍三郎は染物問屋の家に生まれ、幼い頃から染物の素晴らしい図案を見て育った事から、必然と芸術に関する感覚を身に付け、琳派や南画の伝統を取り入れ、豊麗な色彩と豪快な筆致が特徴の装飾的な独自の画風を築き、これが日本洋画の1つの形式となった事で知られている洋画家です。
ルノワールを師として敬愛していた事から、ルノワールの影響を受けた作品も残しています。
こうして絵画を通して梅原龍三郎は日本とフランスの芸術の架け橋として文化交流に貢献し、日本洋画壇にはなくてはならない画家と評価されています。
梅原龍三郎にはこんなエピソードが残されています。
銀座にある画廊が梅原龍三郎の北京時代の作品を様々なコレクターから預かり、展覧会を行った際、展示品のうち4点が何者かに盗まれてしまいました。
そこで画廊の主を呼び出して責任を問うと画廊の主はお金で解決しようとしたので、信用を失うというアドバイスと共に自分の描いた作品を絵を盗まれた持ち主たちへと渡すように無償で提供したそうです。
このエピソードから梅原龍三郎の懐の深さを感じますよね。
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梅原龍三郎は洋画家ですので油彩画を中心とした作品展開をしていますが、リトグラフなどの作品も買取対象のお品物です。
お問合せの際は梅原龍三郎のどのような作品なのか、タイトル、大きさ、描かれているモチーフ、共シールの有無などをお伝え頂けるとスムーズに査定が進みます。
また、メールやオンライン査定では画像を添付する事ができ、詳細を説明する必要がないため、お時間のない方にお勧めしているお問合せ方法です。
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