岡田謙三はユーゲニズム(幽玄主義)という伝統的な日本の美意識の本質を幽玄にみて、その現代的な表現を掘り下げるという独自の美術論を展開し、国際的に高く評価された日本の洋画家で花売りなどの女性像、踊り子や少女の群像、満州の風景を多く残しています。
そんな岡田謙三ですが東京美術学校在学中に海外留学する最初の画学生として高野三三男と共にフランスへ渡っており、デッサンなどを学び帰国しました。
帰国後は二科展で活躍を見せ、洗練された叙情的な作風で次々と受賞を重ねていきます。
活動拠点をアメリカニューヨークへ移すと、日本人独特の感性を反映させた独自の抽象絵画は抽象表現主義を激しく展開していたニューヨークでは斬新でその事が高く評価され、有力な画商ベティ・パーソンズのもとで個展を開催する快挙を成し遂げます。
岡田謙三はニューヨークでイサム・ノグチに続く日本人画家としてニューヨークで活躍し、日本でも活躍を見せた画家としてこの世を去ってから数十年経った今でも多くのファンから支持され、中古市場を賑わせています。
ご売却をお考えの岡田謙三の作品がございましたら、いわの美術がしっかりと評価して買取ますので、お電話メールにてお問合せ下さい。
岡田謙三は洋画家ですので油彩画を中心に水彩やデッサンなども多く残しており、これらは全て買取対象のお品物となっています。
作品にサインが入っていたり、画廊が発行する共シールなどが貼られていれば岡田謙三の作品という事が知識のない方でも判断する事ができるかと思いますが、本物かどうかご自身では判断できない場合、査定依頼をお願いするのも費用などが心配で出来ない・・・という方もいらっしゃるかと思います。
いわの美術では査定・見積りなどの名目でお客様へ費用を請求する事は一切なく、買取不成立であってもそれは変わりませんのでご安心下さい。
近所に美術品を買取ってくれる所がないという方は出張買取も無料で行っておりますので、お気軽にいわの美術までご相談下さい。