滝平二郎は日本の古き良き風景を描き出したような作風で人気の切り絵で知られ、版画家としてスタートしているため、多くの作品を残しています。
日本美術会委員、日本児童出版美術家連盟会員、日本きりえ協会代表委員などをつとめ、花が咲き緑に染まる野山や、秋には色づき冬は雪に覆われる・・・そんな美しい四季の風景と折々の人々の暮らしを独特の切り絵で色鮮やかに描写しており、繊細でありながら力強い線によってインパクトを与えています。
茨城県出身の滝平二郎は学生の頃、風刺漫画に関心を寄せていましたが、卒業後は木版画に興味を持ちました。
戦時中は陸軍少尉として沖縄に配属されていましたが激戦を生き残り、戦後は東京都豊島区に移り住み、装幀、版画、切り絵の仕事を始めました。
その後、日本共産党に入党し、同じく共産党員であった斎藤隆介の童話の挿絵を長年にわたり担当したことで有名となり、斎藤隆介とのコンビによる童話作品は多くの世代に読み継がれ、現在まで続いています。
また、1970年から7年間、朝日新聞の日曜版に独自の切り絵を連載するなど、滝平二郎の作品ですが一度は目にした事がある人も多いのではないでしょうか。
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滝平二郎は版画作品が多く、お品物によって買取額は大きく変わり、こちらのお写真のような肉筆画の場合、大変貴重で高価買取が期待できます。
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