硲伊之助は画家として活躍した後、硲三彩亭という名で九谷焼の陶芸家として多くの作品を残した事で知られています。
どちらの作品も中古市場では高値で取引されている事が多く、いわの美術では硲伊之助の作品の買取を強化しております。
硲伊之助は安井曾太郎、梅原龍三郎と並び、東京芸術大学教授として名を馳せており、戦前からフランスの画家の画集の解説を書き、多数の美術エッセイを出版しています。
戦後には日本美術会の委員長としても活動する傍ら、「美術手帖」「アトリエ」「みづゑ」「三彩」「美術批評」「芸術新潮」といった美術系雑誌、文芸誌の「群像」や総合誌の「中央公論」「文藝春秋」「世界」などに名画解説やエッセイを発表しており、日本画壇に大きく影響を与えた人物です。
作風はヒュウザン会やアンリ・マティスに師事した事で明るい色彩と知的な構図を持っており、風景画を中心に多くの作品を残しています。
また、晩年は石川県に移住して吸坂窯を築いて九谷焼に没頭しており、硲伊之助がこの世を去ると窯の敷地内に木舞土壁に白漆喰や焼杉仕上げなど木造の伝統工法によって作られた硲伊之助美術館が建設され、油彩画、版画、色絵磁器などが展示されています。
そんな硲伊之助の作品のご売却をしませんか?
いわの美術では硲伊之助の作品の買取を行っており、お品物によっては高価買取が期待できますので、まずはお電話、メールにてお気軽にいわの美術までお問合せ下さい。
硲伊之助の作品は油彩画、版画、陶芸作品などがあり、どれも買取対象のお品物です。
画家としての作品も、陶芸家としての作品も共通して言える事は、傷、汚れ、破損個所などマイナス要素がない事が高価買取へと繋がっています。
また、陶芸作品は共箱と呼ばれる作品タイトルや作家のサインや落款のある木箱がご一緒ですとプラスの評価が付きます。
共箱は「邪魔だから」「壊れたから」と処分してしまう方もいらっしゃいますが、保証書のような役割を持っているため、できるだけ処分をしないようにお願いします。
その他、硲伊之助の作品買取でご不明な点がございましたら、お気軽にいわの美術までご相談下さい。