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吉原治良の作品の買取を行っております

2016/3/7

吉原治良の作品買取ます

油問屋(現・J-オイルミルズ)の御曹司として生まれ、実業家としての顔を持ち、その一方で世界的評価も高い「具体美術協会」のリーダー、そして前衛美術の先駆者として活躍した吉原治良の作品はこの世を去った現在でも高く評価されており、中古市場でも高値で作品が取引されています。
そのため、いわの美術でも買取に力を入れている作家の一人です。


黒や赤などの一色を背景に大きく円を描いた作品が有名な吉原治良ですが、画家として活躍を始めた当初は魚を題材にしたごく平凡な作品を描いており、敬愛していた藤田嗣治にその作品を見てもらった際、オリジナリティの無さを指摘され、これをきっかけに幾何学的な抽象絵画を手掛けるようになりました。
日本ではまだ抽象表現が活発ではなかったため、第二次世界大戦中や戦後には一時、原点回帰として人や鳥をモチーフとした具象表現の作品を発表していましたが、再び抽象表現に戻ると激しい筆致や創作の行為そのものを表現するアンフォルメル絵画へと発展していきました。
そして、若手芸術家の育成にも尽力しており、私財を投じて具体美術協会の本拠となるギャラリー「グタイピナコテカ」を開き、会員たちの個展を開くなど具象表現の普及に努めました。
指導者として「人の真似はするな」と抽象表現を描く上での心構えを説き、自身は考え抜いた者だけが辿り着ける極みのような円だけの作品を生み出しました。


吉原治良の作品をお持ちではないですか?抽象表現は好き嫌いがはっきりと分かれる美術品で、価値が分からない人にとっては吉原治良の作品は誰でも描けるように感じてしまいます。
これはガラクタでしょ・・・と処分しようとしている絵画にお写真のような作風のものはございませんか?
もしかしたら、吉原治良の作品で高価買取となるかもしれませんので、処分してしまう前にいわの美術までご相談下さい。




吉原治良の作品買取について

吉原治良の作品はリトグラフが中心で、リトグラフには作品の余白部分に作家のサインとエディションナンバーなどが記されています。
エディションナンバーとはこの作品が全部で何枚刷られたものなのか示すためのもので、1/50などと表記されており、後者に来る番号が全部でいくつ刷られたものなのかを表しています。
リトグラフの買取ではこの数字によって買取額が変わってきますので、お分かりでしたらその数字をお伝え頂くと査定がスムーズに進みます。
次にシミ、汚れ、日焼け、色褪せなどの作品自体のコンディションが良ければ評価は高くなり、仮にシミや汚れなどがあってもコンディションによって買取額は低くなりますが、いわの美術では買取を行っております。


また、いわの美術では一度に大量のコレクションの売却にもスピーディに対応しており、出張買取であればその場で現金精算を行っております。
年間に多くの買取実績を持ち、買取依頼のリピーターの方もいらっしゃいますので、安心なお取引をご希望の方はぜひ、いわの美術にお任せ下さい。

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