風鎮という言葉、あまり聞き慣れない言葉かと思いますが、風鎮は掛軸の軸先に付ける錘の事です。
「風を鎮める」という字の如く、掛軸が風に揺れないようにするために錘として付けられるものなのですが、掛軸を装飾する役割も持っています。
もともとは屋外で行う茶の湯の野点(のだて)の際に、風が吹いても掛軸が動かないようにするために使われていたものでした。
現在では家屋の気密性が増し、隙間風が入らなくなった事もあり、錘というよりは装飾としての役割が強くなり、素材もプラスチックが使われている風鎮も存在します。
しかし、いわの美術でお買取する事ができる風鎮は、陶器、磁器、瑪瑙、水晶、黒檀、象牙などで、高級な風鎮には専用の桐箱が存在するものもあります。
そもそも風鎮は掛軸を掛けている時につけっぱなしにするものではなく、使用しない時は箱に入れて保管するのが一般的で、風鎮をつけっぱなしにしておくと掛軸や壁を傷めてしまう事があるため、必要のない時は仕舞っておきます。
使っていない風鎮はございませんか？
掛軸に合わせて風鎮を購入する方も多く、すでに手放してしまった掛軸に合わせて購入した風鎮の存在を忘れている人もいるのではないでしょうか。
そういった使っていない風鎮がございましたら、いわの美術が買取らせて頂きますので、まずはお気軽にお電話、メールにてお問合せ下さい。
風鎮の買取では1点から評価できるものと、複数まとめてでなければ評価できない風鎮があります。
こちらのお写真のように貴重な素材として知られている象牙を使用した風鎮であれば1点からでも評価する事ができ、骨董的価値のある古い風鎮や、有名作家が手掛けた風鎮なども1点から評価する事ができる場合もございます。
しかし、ご自身では素材や作家名などは忘れてしまったという方もいらっしゃるかと思います。
そういった方でもご安心して頂けるようにいわの美術では豊富な知識と買取経験を持つ鑑定士が1点ずつ丁寧に拝見し、査定を行います。
もちろん、ご一緒に不要になった掛軸の買取も行っておりますので、合わせてお気軽にご相談下さい。
お問合せの際はどのような風鎮をお持ちなのかお伝え頂くと査定がスムーズに進み、メールやオンライン査定では画像を添付する事ができ、実際にお品物を拝見した時に近い買取額を提示する事も可能です。
風鎮や掛軸のご売却をお考えでしたら、ゴミとして処分をしてしまう前に、まずはいわの美術までお気軽にご相談下さい。
