桐塑人形(とうそにんぎょう)は桐の木粉(おが屑)と生麩糊を練り上げた弾力性のある粘土状にしたものに桐の木の芯に人形を作り上げます。
素地が柔らかいうちは自由自在に形を変える事でき、乾燥すると木材と同じように彫刻する事も可能です。
そして仕上げには胡粉仕上げ、和紙貼、布貼、彩色など様々な技法を用いる事ができるため、表現豊かで現在の創作人形の重要な分野を占めています。
そんな桐塑人形ですが江戸時代初期の雛人形や衣装人形などの頭部や手足を制作する練物の技法が源流とされており、人形が完成して衣装を着せると衣装に出るシワもしっかりと表現する事ができます。
これは布の縫い目に沿って人形に溝を彫り、その溝に糊を置いて布の端をヘラで押し込んで衣装を止める木目込みという技法を用いて表現しています。
桐塑人形は日本古来の人形で、骨董品としての桐塑人形も存在します。
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桐塑人形は古い時代に作られた骨董的価値のある桐塑人形や、秋山信子、林駒夫など重要無形文化財保持者の作品など高く評価でき、高価買取も期待できます。
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また、破損している場合はご自身でボンドやのりなどを使って修正すると価値が下がってしまいますので、絶対にやらないようにして下さい。
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