ヨーロッパなど世界には、歴史的・骨董的に価値のある品々を集めたユニークで興味深い博物館・美術館が数多くあります。ここでは、そんなヨーロッパの博物館・美術館のうち、イギリスのミュージアムをいくつかをご紹介します。
世界的な陶磁器メーカーWedgewood(ウェッジウッド)の博物館です。ウェッジウッドの創始者ジョサイア・ウェッジウッドはイギリス陶工の父とまでいわれた人物ですが、その業績を記念してつくられたウェッジウッドセンターの中に位置します。
ジャスパーウェアをはじめ、イギリスを代表するジョサイア・ウェッジウッドの作品をはじめ、後継者たちが残した作例のすべてが展示されています。ウェッジウッドセンターでは、工場見学ツアー、陶芸体験もでき、また、ウェッジウッドの食器で食事を楽しめるレストランやギフトショップあります。
世界屈指の自動車博物館で、1895年から今日に至る200台以上の車が所狭しと展示されています。車種は、乗用車からレーシングカー、スポーツカー、軍用車、オートバイなどさまざまで、車に関する資料も豊富に揃っています。
イギリスの婦人服、紳士服、子供服などイギリスのファッションの歴史が、18世紀から年代順に整理され陳列されています。収蔵数が膨大であるため、テーマごとに特別展示が行われることもしばしばあります。特にアクセサリーのコレクションは世界的に有名です。
美術品コレクターだった貴族のリチャード・ウォレスの遺言によって、 1760〜1880年に集められた膨大なコレクションが自宅ごとそのまま公開されている国立の博物館です。
15世紀〜19世紀にかけての世界的に有名な美術作品、装飾美術作品の数々、18世紀フランスの広範囲にわたる絵画作品、家具、武具、甲冑、磁器などが収蔵、展示されています。