お写真の女性の絵、どこかで見たという方も多いかもしれませんが、こちらの作品は中原淳一の作品です。
中原淳一は画家として活躍する一方で、ファッションデザイナー、編集者、イラストレーター、人形作家など多彩な才能を見せた事で知られ、日本のファッション界において先駆者的存在としても知られています。
そのため、中淳一の作品は当時のファッションを知る事ができるといった一面も持ち合わせています。
幼い頃から絵や造形に天才的な才能を見せていた中原淳一は、趣味で作ったフランス人形が高い評価を受け、18歳で東京の百貨店で個展を開催するという偉業を成し遂げました。
この事がきっかけで雑誌『少女の友』の挿絵、口絵、表紙絵、付録などを手掛けるようになり、その作風が多くの人々に知られ、一躍人気画家となりました。
雑誌関係の仕事をしていた事もあり、戦後になると「女性に夢と希望を与え、賢く美しい女性になって欲しい」という願いを込めて『それいゆ』『ひまわり』『ジュニアそれいゆ』『女の部屋』などの雑誌を創刊し、自身が編集長となり、女性誌の基礎を作り上げました。
現在、中原淳一の作品は株式会社ひまわりやが著作権を管理しているため、定期的に原画展を行っており、今でも多くのファンの心を掴み、中古市場でも高い人気を誇っています。
そんな中原淳一の作品をお持ちではないですか？いわの美術では中原淳一の作品買取を行っておりますので、まずはお電話、メールにてお問合せ下さい。
中原淳一の作品は木版画の作品が多いのですが、こちらのお写真のように雑誌の表紙を飾った原画は中古市場でも高値で取引されており、高価買取となっています。
ちなみにこちらのお写真の作品は雑誌『ひまわり』の昭和25年12月号のもので、大変貴重なお品物です。
このように中原淳一の作品といっても、その仕様によって買取額には大きな差がございますので、お問合せの際はどのような中原淳一の作品なのかお伝え下さい。
ただし、中原淳一は人気作家ですので偽物というわけではありませんが、ポスターなどの印刷物も出回っており、こういったお品物の場合、美術的価値はございませんので、いわの美術では買取る事ができません。
また、人形作家としても活躍していますので、中原淳一が手掛けた人形も買取対象のお品物ですので、中原淳一の作品買取でご不明な点などがございましたら、お気軽にご相談下さい。
中原淳一の作品買取ではいくら高価買取が期待できる原画であっても、シミ、汚れ、破れなどのマイナス面がございますと価値が下がってしまい、当然買取額も下がってしまいます。
今は売却する予定がなくても、大切に扱う事で売却時に高い評価で買取ってもらう事ができますので、取扱いには十分注意して下さい。
いわの美術では中原淳一の作品買取を出張買取、宅配買取で対応しており、どちらの場合もお客様が費用を負担するという事は一切ございませんので、ご売却をお考えの中原淳一の作品がございましたら、いわの美術にお任せ下さい。
