ドイツにはマイセン、ドレスデン、ベルリン王立磁器製陶所、ローゼンタールなど有名な陶磁器ブランドが存在しますが、ドイツのババリア地方は沢山の名窯が集まる場所として知られており、ウィンターリングはババリア地方にあった陶磁器ブランドの一つです。
ウィンターリングという名の陶磁器ブランドは多数存在するのですが、これらはすべてウィンターリング家が関わりを持っています。
そもそもウィンターリングはハインリヒ・ウィンターリングが1903年にマルクトロイテンにある陶磁器会社を買収し、Porzellanfabrik Heinrich Winterlingとして陶磁器制作を始めた事からその歴史が始まりました。
その後、Gubruder Winterlingという名の陶磁器会社を設立したのを皮切りにウィンターリングという名の陶磁器ブランドが増えていきました。
Porzellanfabrik Heinrich Winterlingはティーセット、コーヒーセット、ディナーセットなどを中心に制作しており、業績は年々上がっていき、従業員の数もそれに比例して一番多い時で600名の従業員を雇う規模となっていました。
しかし、2009年には従業員全員を解雇しており、2010年には残念ながら倒産してしまいました。
そんなウィンターリングですが、伝統的な柄やレトロなデザインなど幅広い作風で知られており、思わずコレクションしてしまいたくなるような美しさや楽しさを持っています。
中古市場でも見かける事の多いウィンターリングですが、取引もそれなりの価格で行われており、いわの美術でも買取を強化しています。
ご自宅の食器棚にWinterlingの文字がある洋食器を見かけませんでしたか?ほとんど使用せずに食器棚に仕舞われたままになっているようでしたら、いわの美術が買取らせて頂きますので、お気軽にご相談下さい。
ウィンターリングには年代によって使用されているバックスタンプのデザインが違っていますが、基本的にWinterlingの文字が入っています。
先ほども少しお話しましたが、ウィンターリングという名の陶磁器ブランドは複数存在していますが、どのウィンターリングでもいわの美術では買取を行っております。
傷、汚れ、破損個所、付属品の有無などが買取額に影響してくるため、茶渋などがついている場合、査定にお出しする前に茶渋を落としておくとマイナス評価とならず、買取額の減額を防ぐ事ができます。
また、「取っ手が取れてしまった」「割れてしまった」などで接着剤を使ってご自身で直す事はマイナス評価となりますので、絶対にやらないで下さい。
「取っ手が取れてしまった」「割れてしまった」場合はそのままの状態で査定にお出し下さい。
ウィンターリングを含め洋食器の場合、すでに廃盤になっているものなどはテーブルウェア一揃えである方が評価が高い場合もございますので、査定前に破損してしまった場合でも破損したものは処分せずに査定時にお出し下さい。
いわの美術ではウィンターリングを含め、洋食器の買取を行っており、年間に多くの買取実績がございます。
数が多い場合は出張買取、少ない場合は宅配買取で対応しており、どちらもお客様に費用を請求する事もなければ、買取額から差し引くような事も行っておりません。
出来る限り丁寧な査定を心掛けておりますので、ご売却をお考えの洋食器がございましたら、まずはいわの美術までお電話、メールにてお問合せ下さい。