サノカズヒコ(佐野一彦)はアメリカで活躍する東京都出身のイラストレーターです。
15年連続で全米のトップイラストレーターに選ばれており、スターウォーズ「ジェダイの復讐」のポスターを手掛けた事はアメリカをはじめ、日本でも広く知られています。
サノカズヒコは 東京教育大学附属小学校(現・筑波大学附属小学校)、中学校、高等学校とエスカレーター式に進学し、卒業してからデッサンや油彩画の勉強を始めました。
1975年にアメリカのカリフォルニア州サンフランシスコにあるアカデミー・オブ・アートカレッジに入学し、そこでイラストレーションを学び、同校が行った奨学金コンテストでは1位となる実力を見せ、学士号を取得しています。
そんなサノカズヒコの才能に目を付けた人物がスポンサーとなり、のちにこの出会いがサノカズヒコのアメリカ永住権の大きなカギを握ります。
その後、アカデミーの大学院で修士号を取得し、フリーのイラストレーターとして映画「スターウォーズ」「ガラスの動物園」のポスターをはじめ、アメリカの記念切手「1970年代」のデザインなどを手掛け、活躍を見せるようになりました。
そんなサノカズヒコの作品をお持ちではないですか?サノカズヒコは風景画、人物画など版画作品を中心に作品を発表しています。
いわの美術でも買取を行っている作家の一人ですので、ご売却をお考えのサノカズヒコの作品がございましたら、お気軽にお電話、メールにてお問合せ下さい。
サノカズヒコは2000年からジークレーと呼ばれるデジタル・リトグラフを手掛けるようになり、高密度の美しい画面を持つ作品を数多く発表してきました。
ジークレーは最新のコンピューター技術を使って、版を使用せずに顔料のインクを版画紙やキャンバスに直接吹き付ける技法で、これまでの版画では表現できなかった膨大な数の色を使う事ができ、その色の数は7万色以上にもなると言われています。
そのため、微妙な発色が可能で光や水にも強く、ジークレーの作品は200年経っても退色する事なく保存する事ができると言われています。
ジークレーの特徴は版を使用しない事ですが、そのため印刷のように何枚も刷る事ができるため、版を使用する版画と比べると作品の数が多い場合もあり、その場合は買取額は思ったほど高くなりません。
サノカズヒコも例外ではなく、作品によって評価が違ってきますので買取額も変わってきます。
しかし、原画はあまり出回っておらず高価買取が期待できますので、お問合せの際はサノカズヒコのどのような作品なのかしっかりとお伝え下さい。
また、タイトルが分からない場合は作品の写真などをメールに添付して頂けると、査定がスムーズに進みますのでメールもしくはオンライン査定をご利用下さい。