古賀春江という日本の洋画家をご存知ですか?名前からして女性を思い浮かべる方もいらっしゃるかと思いますが、古賀春江は男性の洋画家です。
本名は亀雄(よしお)といい、後に僧籍に入って古賀良昌(こがりょうしょう)と改名していますので、春江は通称という事になります。
古賀春江は両親が高齢の時に生まれた子供で、神経質で病弱な子供だったため、両親と姉から溺愛されていました。
また、あまり外へ出る事はなく、読書や絵を描くなど一人の世界に没頭する事が多かったため、大人になった時にも孤独を愛し、縛られる事を嫌っていました。
それは作品にも表れており、画家として短い生涯でありながらも、次々と作風を変化させていきました。
その中でも古賀春江が特に力を入れていたのが、モダニズムの象徴でもある「機械文明の科学」を絵画に定着させる事で、絵葉書や雑誌などからイメージソースを切り取り、コラージュのように組み合わせて制作された「海」という作品は古賀春江の代表作となりました。
テレビの鑑定番組でも度々登場する事のある古賀春江の作品をご売却しませんか?特にまだ世に発表されていない作品は高価買取となる場合もございますので、古賀春江の作品を売却する予定があれば、まずはいわの美術までご相談下さい。
古賀春江は38歳という若さで亡くなっている事から現存する作品の数は決して多いとは言えません。
しかし、まだ世に出ていない作品もあるため、そういった作品は先ほどもお話しましたが高価買取となる場合もございます。
古賀春江は洋画家ですので油彩画作品が中心で、絵具の剥がれ、ひび割れ、色褪せ、汚れがなければ買取額は高くなります。
また、古賀春江の作品には「KOGA HARUE」とローマ字でサインがしてある事が多いのですが、偽物も多く出回っているため、これだけでは本物かどうか判断する事は難しいかもしれません。
いわの美術では長年の経験と実績を持つ鑑定士が査定を行っており、査定など買取に関する費用は全て無料となっております。
また、日本全国を対象に出張買取、宅配買取を実施しておりますので、弊社から遠方であっても遠慮なくお問合せ下さい。