いわの美術では、アメリカを代表する現代アーティストの1人Donald Sultan(ドナルド・サルタン)の作品買取をしております。
ドナルド・サルタンは、果物や花などの植物をモチーフとした静物画を、独自のアプローチで表現することを特徴としています。
ドナルド・サルタンは、シカゴ美術学院で博士号を取得し、在学中は抽象画を描いていましたが、ニューヨークに移り住んでからは、次第に現在につながるような具象的なイメージを描き始めました。
ドナルド・サルタンは油彩画も手掛けましたが、のちには、グラファイト、チョーク、ビニールタイル、タールなどの特異な素材を使って、画面一杯にモチーフを引き伸ばし、極度に単純化された半抽象の構成による静物画的な作品を制作するようになりました。
そして、1980年代に入ると、代表作となったBLACK LEMON(ブラック・レモン)で画壇に登場し、一躍高い評価を得ました。以後、写実を超越した圧倒的な物的存在感のある作品を作り続け、現代も注目度の高い作家です。
POPアート以降の美術潮流である新表現主義のドナルド・サルタンは、間違いなくアメリカの現代美術を牽引している作家の1人であり、いわの美術でも版画作品などの買取に力をいれております。
ドナルド・サルタンの漆喰やタイルなど特殊な画材を使った作品は、従来の概念にとらわれない画期的なもので、版画作品では、ペインティングの質感を再生するために、エナメルインクやフロッキング加工を用いたシルクスクリーンプリントが採用されています。
ドナルド・サルタンの作品は、アメリカのメトロポリタン美術館、ニューヨークの現代美術館、ホイットニー美術館などの世界的にも有名な美術館や、英国ロンドンのテートギャラリーなどに所蔵されており、サザビース、クリスティーズなど海外のオークションでも、常連のアーティストとして知られています。
いわの美術では、ドナルド・サルタンの銅版画やシルクスクリーンなどの版画作品の買取を行っています。ドナルド・サルタンの作品買取なら、熟練した専門の鑑定人が常籍するいわの美術にお任せください。