オランダのデルフトで16世紀から製作されているデルフト陶器という白色の釉薬を下地にした青色の伝統的な装飾が施された陶器がありますが、ロイヤル・デルフトは、1653年の創業から続く唯一のデルフトブルー陶器工房です。
世界的に有名なロイヤル・デルフトのデルフトブルー陶器は、数世紀以来の伝統を守り、すべてが手描きとなっています。
いわの美術は、世界的に知られるデルフトブルーの陶器工房 ロイヤル・デルフトの買取を行っています。
白地にデルフトブルーと呼ばれる青い色の模様のデルフト陶器は、中国陶器・ペルシャや日本の伊万里焼きなどの影響を受け、それを模倣することから始まります。
それまでの西洋的な陶器とは異なり、中国陶器とも一味違った魅力をもつデルフト陶器はすぐさま人気となりました。1600年〜1800年頃は、特に裕福な人々の間で人気があり、彼らはお互いに自分のデルフトブルーのコレクションを自慢し合っていたそうです。
オランダのデルフトで作られているデルフトブルーは、世界で一番古いもののひとつで、現在まで愛され続けている伝統の陶芸品です。 ロイヤル・デルフトは、このデルフトブルーと呼ばれる独特の青い陶器で知られるデルフトの老舗の窯元で、数世紀続く伝統の手法を用いて、全て手作業で絵付けを行っています。かつてデルフトブルーは非常に高い人気を博し、最盛時にはその工房数は、数十以上あったとされますが、現在まで残っているのはロイヤル・デルフトのみとなっています。
お土産などで頂いたロイヤル・デルフトのデルフトブルーの陶器をお持ちではありませんか?いわの美術では、デルフトブルーで有名なロイヤル・デルフトの買取をしています。
以前は多くあったデルフトの陶器工房もほとんどなくなり、現在では陶器ブランドでデルフトといえば、一般的にはロイヤル・デルフトを指すようになりました。
ロイヤル・デルフトは1653年の創業から現在まで、変わらずデルフトの街で器に釉薬を掛け、ひとつひとつ手作業で絵付けするという方法で作られています。このロイヤル・デルフトに対し、ポーレンスフレスKONINKLIJKE PORCELEYNE FLESという言葉がよく使われていますが、これはロイヤル・デルフトの会社名です。
ロイヤルという称号は、1903年にオランダ王室より得たもので、それ以後のロイヤル・デルフトの作品の底などには、王室から受けたその称号が堂々と刻印されています。
歴史あるロイヤル・デルフトには、骨董品的な価値ある作品だけでなく、実用性をかねた食器類の数々もあり、また、オランダで生まれたミッフィーのコレクションも加わり、これも注目のアイテムとなっています。
いわの美術では、ロイヤル・デルフトのプレートやカップ&ソーサー、ティーポット、コーヒーポット、花瓶、陶板などあらゆるロイヤル・デルフトの陶器が買取査定の対象となっています。
未使用品であれば、買取査定の際プラス評価となりますが、使用されたロイヤル・デルフトの食器でも、買取査定致しますので、お気軽にご相談ください。