木魚といえば仏具の一つですが、楽器としての役割もあるのをご存知ですか?
中国の乾隆帝時代の清では民衆音楽の中で木魚が楽器として使われ、日本でも歌舞伎で用いられる事がございます。
またベトナムでは「モー」と呼ばれ、打楽器として使用されています。
木魚の主な使用方法は読経をするときに打ち鳴らしてリズムを整える事ですが、眠気覚ましの意味もあるそうです。
木魚の名前の由来は「魚の形を模しているから」という事なのですが、魚の形をしているには理由があり、眠る時も目を閉じない魚が眠らないものだと信じられていた事が大きく関係しています。
木魚は完成までに長い年月がかかり、特に良い音を出すためには3年〜10年の間、彫った木を乾燥させなくてはならないため、簡単そうな造りに見えて、実は大変な技術力が集結している打楽器なのです。
日本では愛知県のみで生産されており、お寺で使用する木魚は愛知県の愛西市だけでしか製造されていません。
仏壇の縮小などで置き場の困った木魚はございませんか?
「木魚を捨てるにはなんだか気が引ける」という方もいらっしゃるかと思いますので、そんな時はいわの美術までお気軽にご相談下さい。
木魚の買取では使われている素材や大きさ、傷や汚れなどの状態によって変わってきます。
また、作家が制作した木魚や書付のある木魚は高価買取となる場合もございます。
素材は中国から伝来したものには唐木素材が多くみられ、その他、桂蘭、本楠、本桑、白木などが使われています。
いわの美術では木魚の買取には出張買取、宅配買取、ご来店での買取と3種類の買取方法をご用意しておりますが、基本的には宅配買取でお願いしております。
どの買取方法もお客様から費用を請求する事はございませんが、中には買取自体が難しい木魚もございますので、お客様の手間を省くためにも一度、お電話、メールにてお問合せ下さい。
特にメールには写真を添付する事ができますので、より正確な情報を伝える事ができ弊社としても助かりますので、お勧めしております。
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