ラグーザ玉という女性の洋画家をご存知ですか?テレビでもその生涯が特集された事もありますが、日本では全くの無名の洋画家でした。
ラグーザ玉は日本人女性の洋画家で、日本人初の女性の洋画家としてその生涯のほとんどをイタリアで過ごしています。
ラグーザ玉の本名は清原多代で、洋名はエレノーラ・ラグーザといいます。
日本の美術学校で教鞭をとっていたイタリアの彫刻家ヴィンチェンツォ・ラグーザと出会い、ヴィンチェンツォの作品のモデルをつとめたのちに結婚し、イタリアで生活をします。
イタリアへ渡ってから、パレルモ大学美術専攻科に入学、サルバトーレ・ロ・フォルテに師事し、洋画家としての頭角を表し、パレルモやモンレアーレ、シカゴなど各地の美術展や博覧会で受賞するなど、高い評価を得ています。
しかし、夫が先に亡くなってしまうと、日本への帰国を希望しましたが、それが受け入れられず、戻る事ができませんでした。
日本ではとある新聞社がラグーザ玉の存在を知り、連載小説として発表したことから知られるようになり、帰国する事が叶いました。
帰国してからは、旧姓の清原姓に戻り、生家に戻り、絵を描き続け多くの作品を残しています。
ラグーザ玉の作品はイタリアにいた頃の作品と日本に戻ってきてからの作品に大きく分ける事ができ、特に日本に戻ってきてからの作品は、日本の風景であるのに、外国の雰囲気を感じる不思議な作品に仕上がっています。
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ラグーザ玉の作品には、イタリア時代の作品にはエレノーラ・ラグーザ、日本で描かれた作品には清原多代などとサインされている事が多く、画廊の共シールにはラグーザ・お玉と表記されている事がございます。
どの作品もラグーザ玉の作品となり、書かれた時代やモチーフによって買取額が変わってきます。
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