懐石道具には茶席や宴会での飲食に使われる器があり、どちらも共通した器を使用しますが、茶懐石では茶席の雰囲気をそこなわない器を、会席では華やかさを求めた器を使用します。
どちらの懐石道具もいわの美術では買取を行っております。
懐石道具は本来禅家で使う朱塗の膳、飯椀、汁椀の事を指しました。
茶席では、これを基本として茶碗、汁椀、煮物椀、吸物椀、飯器、杓子、湯桶、湯の子掬い、通い盆、脇引さらには向付、鉢類、八寸、酒器を一揃えとしています。
また、懐石道具の懐石とは昔、修行中の僧侶が温めた石を懐に入れて空腹をしのいだ事が由来しているそうです。
懐石道具には漆器と焼物があり、その中でも大量生産品、作家物、書付物と買取額が変わってくるため、お問合せの際はどんな懐石道具のご売却をお考えなのか、しっかりとお伝え下さい。
大量の懐石道具の買取をご希望であれば、日本全国出張買取も行いますので、合わせてご相談下さい。
先ほど、茶席でも懐石道具が使われるとお話しましたが、茶席ではお茶を頂く前に懐石料理が出されます。
これは空腹のまま刺激の強いお茶を飲む事を避ける意味合いを持っており、お茶を美味しく味わうために支障のない和食料理が出されます。
その料理は一汁三菜が基本となっており、料理を綺麗に引き立たせてくれる器が好まれています。
茶道をやっている方でしたら、どんな懐石道具が茶席で使われているのかお分かり頂けるかと思いますが、遺品の整理やご自宅の片づけなどで出てきた懐石道具がどういったもので、一体どれくらいの価値があるのか分からないとう事もあるかと思います。
そんな時はお持ちの懐石道具の価値の有無に関わらず、一度いわの美術までご相談下さい。
いわの美術では懐石道具の買取に関するご相談、鑑定は無料で行っております。
また、茶席での懐石道具は漆器が中心です。
漆器は湿気が多いとカビてしまい、乾燥が激しい場所では漆器の剥がれや木地の割れ、歪みの原因となります。
お手入れには十分注意して使用すると売却する時も高い金額で買取る事ができます。
また、懐石道具を仕舞う木箱も買取には重要で、この箱の事を共箱と呼び、作家物であれば作家の書付があると買取額が高くなります。
共箱は邪魔だからと処分してしまう方もいらっしゃいますが、できるだけ保管しておくようにして下さい。
もちろん、共箱がなくても買取を行っておりますので、懐石道具の買取なら、いわの美術にお任せ下さい!!