荻須高徳(おぎす たかのり)は、愛知県稲沢市出身で、文化勲章受章の洋画家です。活動の拠点をフランスにおき、活動期間の大半をパリで過ごしました。
荻須高徳の初期の作品はユトリロ等の影響が見受けられ、パリの街角、店先などを荒々しいタッチで描いたものが多かったそうです。その後は、穏やかなタッチで造形性に富んだ構成となり、パリの都市風景を描くようになったといわれています。荻須高徳は、フランスではOguissとして親しまれていました 。
荻須高徳は画家としての最初の成功は1928年のフランス・サロン屈指の質の高い「サロン・ドートンヌ」の入選であったといえます。1934年にはジュネーブで最初の荻須高徳展を開催し、1936年には、サロン・ドートンヌ会員に推挙され、フランスでの地位を確立しました。その後は戦況悪化のため、一旦日本に帰国しますが、終戦後、荻須高徳は日本人画家として戦後初めてフランス入国を許可され、死ぬまでパリで制作活動を行います。
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没後には日本で文化勲章を受賞した荻須高徳ですが、生前にはフランス国立造幣局において荻須高徳の肖像を浮彫にしたメダイユが発行されるなど、フランス国内でもその地位を不動のものとした世界的洋画家です。
フランス大統領にもなったシラク氏からも、荻須高徳は「最もフランス的な日本人」と評されたこともあります。
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