お写真の伊勢海老、本当にリアルに作られていますよね？
これは自在置物と呼ばれる金属工芸の1つで、動物の模型を写実的に作るだけではなく、体節、間接の部分を本物と同じように動かす事を追求した日本人ならではの工芸品です。
もちろん、こちらの伊勢海老も本物さながら、お尻をクルっと丸める事ができます。
自在置物が作られるようになったのは江戸時代中頃で、当時の日本は戦乱が減り武具類の需要が減っていき、甲冑師たちの仕事も少なくなってしまいました。
このままでは食っていけないと、甲冑師たちは本業のかたわら、火箸・花瓶・箱といった様々な民具を鉄で製造、販売するようになり、中でも明珍派の工人らはその優れた技術力を活かして自在置物を作るようになりました。
しかし、日本国内よりも海外で高い評価を受けた自在置物は制作されたほとんどが海外に輸出されてしまいました。
そのため、当時に作られた現存する自在置物は大変少く、高価買取となっております。
自在置物は一時は日本から姿を消してしまいましたが、板尾新次郎という人物が明治時代に独学で技術を習得し、自在置物を制作しており、こちらは本当に貴重なお品物なので入手困難なため、かなりの高額でお買取りをさせていただきます！
現在では、近代の一部の金工家に制作技術が継承され、高瀬好山、冨木家一門とそのグループが中心となり自在置物を制作しています。
ご自宅に自由自在に形を変えられるリアルな金属の置物はございませんか？
自在置物は細部までとてもリアルに作られ、細かい部分まで動かす事が出来る置物がございましたら、いわの美術までお問合せください！！
自在置物は美術品としての価値もあり、保存状態が良ければ良い程、高価買取が期待できるお品物です。
いわの美術では自在置物をはじめ、美術品の買取に強い業者です。
自在置物もあるけど絵画もある…どこなら買い取ってくれるのかしら？とお困りの時はいわの美術にお任せください！！
美術品は古いからといって高額買取になるとは限りません。その時の需要に合っていないと、購入時は高かったけど現在の価値は低いなんて事もございます。
お持ちの美術品の価値がどれくらいなのかしら？と気になった時はいわの美術にご相談ください。
いわの美術ではお電話、メールによるお査定も行っております。
実際にお品物を拝見させていただく訳ではないので、大体の買取額を提示させていただきますが、その金額にご納得いただけるようであればそのままお買取りの手続きを取らせていただきます。
また、お査定希望のお品物がたくさんある場合は出張買取でお伺いする事の可能です。出張買取をご希望の場合も、お電話、メールにてお問合せいただきスケジュールの調整等をさせていただきますので、こちらもお気軽にご相談ください。
いわの美術は年中無休で営業を行っておりますが、年末年始はお休みをいただいております。
2013年12月27日〜2014年1月5日までは営業を行っておりませんので、お問合せの際は営業日をご確認の上、お問合せください。
