建具とは
建具は人や物の出入り、換気、通風などの目的の為に開口部に取り付ける開閉機能を持った仕切りです。
主に壁に取り付けて扉の役割で使われる事が多いですが、出入り口や通風口、遮音、防犯など様々な用途に応じて、それに合うような建具を用いています。
建具には日本を感じさせる和風な物から、現在の家に合うように洋風な物まで数多く作られています。
家には欠かせない建具ですが、様々な用途に合わせて使えるように多くの種類が作られています。
建具の種類
・おもな種類:戸、扉、枝折戸
・木製建具:板戸、格子戸、障子、戸障子、ふすま、雨戸、欄間(和風建具)
:フラッシュ戸、ガラス戸、ガラス障子(洋風建具)
・金属製建具:フラッシュ戸、ガラス戸、ガラス障子、雨戸、シャッター
建具師
現在では家具屋や専門店などで買えるようになった建具ですが、昔は建具師と呼ばれる人により作られました。
今よりはるか昔の天保10年、江戸本郷に住んでいた足立屋倉吉が江戸城改築の建具を引き受けた際に、御用建具師と名乗る事を許されたという記録が残っていて、この記述が最も古い物とされています。
また、江戸時代に大工として活躍していた人の中に造作専門の人がいて、専門職の人達が建具を作っていたとも言われています。
この記述は、建具師の四代記を記した鈴志野勤の「細工師」という本に書かれています。
現在でも昔の伝統を受け継いだ人々が建具師として活躍され、精密に作られた作品の数々が全国に広まっています。
建具買取
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