炉縁を無料で査定します
木地の炉縁は、寂びた風情の四畳半以下の小間台目席にて、桜・桑・栗・黒柿・松などから選んで用います。
天場杢目・立ち上がり高さ柾目・四方柾など・好み物をはじめとし、木地縁の材の魅力を引き出すために、杢・柾目を使い分けます。
四畳半以上から広間席の場合は、真塗り・掻き合わせ・蒔絵物の塗り炉縁を用いるようにします。塗り炉縁は指紋も目立ちやすく傷がつきやすいものですので、丁寧な扱いでお手入れをする必要があります。
各流儀のお好み、宗匠、家元の好みなどによって面巾で変化を持たせたりします。
次に炉縁の据え方です。
塗り縁の場合、石炉(石でできた炉)や塗り炉(土を塗った炉)など、炉縁が直接当たる所にキズが付かないように、炉壇の四隅に三角に折った奉書紙を間に挟み敷きます。
表に花押のあるものは客座から花押が見えるように、亭主の座る側に収めます。
木地縁の節や「景色のあるもの」もこれに習うのが約束とされています。
いわの美術では様々な炉縁を無料で査定しております。
- 炉縁の全体のお写真
- 箱書きのお写真
を無料オンライン査定へメールくださいませ。
無事に買取をさせて頂くことのできたお品物は、そのお品物を好いている方々や必要で探されている方々に橋渡しされるという点が、査定の金額よりも大切なポイントとなります。
花押がある炉縁や風景のあるお品物、千家十職の指物師や人間国宝の作で共箱のある炉縁の場合は査定でプラスとなります。
茶道具を買い集めることについ凝ってしまい、使わないお道具や季節が過ぎた風炉のお道具、風炉、風呂釜の収納に苦慮されていませんか?気持ちを新たにしての釜開きを迎えるに向け、いわの美術は日本全国の水屋や蔵、茶室の整理にお力添えができればと考えます。