北村正信の作品を買取ります

画像の北村正信が製作した女性像は、前で組まれた手元、像の実物を後ろから見た際の左肩からウエストにかけての空気感が特徴的です。主張しすぎない頭部が石彫にのびやかさとやわらかさをもたらし、モデルの重心は左におかれ、安定した女性像となっております。

北村正信は１８８９（明治２２）年新潟県西頚城郡に生まれ、太平洋画会で彫刻を学びました。

太平洋画会は今でも東京西日暮里に太平洋ギャラリーと太平洋画研究所の形で引き継がれており、美術の学びと共に生きる人々に親しまれています。

ながく制作のみに打ち込む期間を経たのち、北村正信は１９１１年第５回文展に

「炭臺の男」という作品を初入選させます。

北村正信はその旺盛な制作意欲により１９７８年の第１０回日展まで出品を続けました。１９１８年第１２回文展では「ひかり」が特選となり、翌年から北村正信は無鑑査出品となりました。

北村正信は１９２２年を最初として１９６２年までたびたび審査員をつとめ、１９５５年から１９５７年まで参事をつとめます。１９５８年から評議員となり、７４年以後は参与をつとめました。

北村正信の主要作品

１９１８年第１２回　文展「ひかり」

１９３６年　文展　招待展出品「羞恥」文部省買上げ
１９５１年第７回　日展　「ポーズ」、日比谷公会堂内の「安田善次郎像」など

北村正信の作品のほかにも、買取りができる作品は多数ございます。

日展、文展を中心に活躍した作家とあわせての買取ご相談も大歓迎です。

北村正信の作品の買取りについて

無料査定メールフォームに北村正信の作品の全体がわかる画像を添付していただくことで、

査定が比較的スムーズに進みます。

お手持ちの北村正信の作品を買取ご希望の際は、ぜひとも無料査定メールフォーム、お電話よりお問い合わせください。