いわの美術では、昭和から平成まで活躍した彫刻家進藤武松の作品をお買取りいたします。
進藤武松は東京生まれで、のちに東京物理学校に入学します。
東京物理学校は、市立で唯一の理科専門学校として有名でしたが、入りやすく出にくいと言われていました。
その訳は、入学は試験がなく簡単に入れますが、卒業や進級が難しいというものだったからです。
進藤武松も卒業や進級が難しくなったのか定かではありませんが、東京物理学校を中退し、構造社彫塑研究所に入りました。
そこで彫刻家、構造社彫塑研究所の創設者でもある斎藤素巌に弟子入りをして技術を学びます。
その後様々な賞を受賞し、技術と功績が認められ、1968年に日本彫刻会理事に抜擢されました。
また、日展理事や日本彫刻会委員長、日本芸術院会員などにも選ばれ、76歳で勲三等瑞宝章、紺綬褒章を受賞しました。
進藤武松の作品は主に、ブロンズ像を手がけデザインは動物から、人物、裸婦像なども製作されました。
その作品の中には、男性の裸像や、木の彫刻作品なども残されています。
いわの美術では、様々な作品を世の中に残した進藤武松の作品をお買取り致します。
進藤武松の作品は、細かい所まで忠実に再現し、モデルの個性や生命感を自然に引き立たせる作風に定評があったと言われています。
その作風により、今にも動き出しそうな物や、とても暖かみがある作品が多く製作されました。
また進藤武松は、美空ひばりのブロンズ像を製作した事でも多くの方に知られています。
1993年、進藤武松84歳の時に、美空ひばりが12歳の頃に初出演した映画、悲しき口笛で着た衣裳姿のブロンズ像を制作しました。
現在この像は、横浜宮川町にある松葉寿司の店前に置かれています。
以前この松葉寿司店の前には、美空ひばりが活動していた横浜国際劇場があったそうで、公演が終わると美空ひばりは母親と一緒に松葉寿司店に足繁く通ったと言われています。
店主と美空ひばりは長い付き合いだったようで、店前に美空ひばりの銅像を置き、今でもそのブロンズ像がお店の目印となります。
いわの美術では、繊細な作風が特徴の進藤武松の作品をお買取り致します。
また、ブロンズ像では、日本を代表する彫刻家の1人、北村西望や、彫刻家・般若純一郎の作品なども高価買取り致します。
買ってから何年か経ち、置き場所がなく処分に困っているブロンズ像などございましたら、是非一度いわの美術までお問い合わせください。