金山平三は大正から昭和時代に活躍した洋画家で、自然の生命力や力強さを追求して、渓流、湖、海岸、河川など水を通した作品を多く描いた事で知られています。
東京美術学校で藤島武ニに師事した金山平三は、首席で卒業し、その後は私費でフランスへ留学し、フランス滞在中はパリを拠点とし、ヨーロッパ各国を写生してまわり、多くの風景画を残しました。
帰国してからは文展で初入選・特選を受賞した事を皮切りに、官展を中心に活躍を見せました。
1936年に官展を脱会した金山平三は、無所属作家として活動を続け、日本各地の風景画を描くなど精力的に作品に取り組んでいましたが、戦時中、神戸大空襲で実家が焼失してしまったため、これまで描いた作品のほとんどが家と一緒に焼けてしまい、戦後になってから初個展を開催しました。
中古市場でも高い人気を誇る金山平三の作品のご売却をしませんか？
いわの美術では金山平三の作品の高価買取を行っており、日本全国出張買取にもお伺い致しますので、まずはお電話、メールにてお問合せ下さい。
金山平三の作品は油彩画が中心で、画面の端に小さなローマ字で「H.KANEYAMA」などとサインがしてあります。
また、キャンバスの裏に描いた場所やサインが記されている事もあり、こういった情報は査定をスムーズに行う大切なものですので、分かるようでしたらしっかりとお伝え下さい。
高価買取が期待できる金山平三の作品ですが、汚れ、絵具の剥がれ、変色など保存状態が悪い場合はその分がマイナス評価となり、買取額は下がってしまいます。
もし、今は売却する予定のない金山平三の作品があれば、直射日光が当たらない場所や湿気の多い場所での保管など、ちょっとした事に気を遣う事で有利な査定を受ける事ができます。
金山平三の作品売却なら、年間に多くの美術品、骨董品の買取実績を持つ、いわの美術にお任せ下さい。
