創業265周年を迎えたドイツの洋食器ブランドであるビレロイ&ボッホはマイセンやロイヤルコペンハーゲンと並ぶ世界三大陶磁器メーカーとして知られています。
特にいち早く生産の工業化に乗り出し、世界で初めて水力で回すろくろを導入して効率化を図り、ヨーロッパでは初めてとなる青色銅版印刷、彩色石版印刷やボーンチャイナを導入するなど常に時代をリードしてきました。
その一方で森林保護を考慮して窯の火入れには石炭を使用するなど、環境に配慮した取り組みを行っています。
そんなビレロイ&ボッホですが、創立者は武具師として活躍していたフランソワ・ボッホがヨーロッパ中心部の自治国家ロレーヌ公国においてテーブルウェアの製造を開始した事から始まりました。
しかし、ロレーヌはフランス領となった事で様々な特権が適応されなくなったため、オーストリア領ルクセンブルグ市郊外のセットフォンテーヌに新しい陶磁器工場を設立しました。
ここではハプスブルク家のマリア・テレジアの庇護を受ける事となり、課税や地代免除などの特権を得て規模を拡大す事に専念でき、王室御用達として王室の紋章を使用する事が許されるようになりました。
しかし、フランス革命によってビレロイ&ボッホは解体する事となりますが、ピエール・ジェセフ・ボッホによって再び設立し、彼の実業家としての才能が開花して現在のビレロイ&ボッホのスタイルが築きあげられました。
ヨーロッパの老舗として現在も最先端のデザインを取り入れたテーブルウェアを展開するビレロイ&ボッホは、食卓に必要なものをワンブランドでコーディネイトする事をポリシーとしている事から、多くのファンが世界中にいらっしゃいます。
いわの美術ではそんなビレロイ&ボッホの買取を行っておりますので、お気軽にお電話、メールにてお問合せ下さい。
ビレロイ&ボッホは265年という長い歴史の中で様々なバックスタンプを使用してきました。
「VILLEROY&BOCH」「V&B」などのバックスタンプがありましたらそれはビレロイ&ボッホの洋食器かもしれません。
ご自宅の食器棚の奥で使われていない洋食器はございませんか?
ビレロイ&ボッホであればいわの美術がしっかりと評価して買取を行っております。
もちろんその他のブランドの洋食器も買取を行っており、まとめてのお査定もお任せ下さい!!
お問合せの際はどのようなお品なのか形状、絵付けパターン、数量などをお伝え頂くと査定がスムーズに進みます。
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