フィンランドの名窯アラビア(ARABIA)のムーミンマグは世界中にコレクターの多い人気のアイテムです。アニメ「楽しいムーミン一家」が日本でも放送された1990年、アラビアからムーミンシリーズのマグカップが最初に登場しました。
ムーミンコミックスの連載が始まった1950年代にもアラビア社からオファーを受け、作者のトーベ・ヤンソンが描き下ろし、デザインしたマグやプレートがあったそうですが、しばらく販売されていませんでした。
それが1990年に、イッタラのティーマというマグをベースとした”ムーミンマグ”として現在の形となって再スタートをきったところ、たちまち大人気となりました。
ムーミンマグには定番商品や限定品など様々あり、2016年夏までには77点もの作品が登場して、人気を博しています。
1873年に誕生した北欧のテーブルウェアのメーカーアラビアは1990年以来、ムーミンのマグカップを手掛けています。毎年夏と冬には、限定のデザインが登場することでも有名です。
ムーミンマグは、アラビアのフィンランドの工場で生産がスタートしました。
イッタラのティーマのマグがベースとなっているムーミンマグは、まず、真っ白なティーマを焼成し、イラストをプリントしたフォルムを貼り付け、その後再度、焼成してつくりあげられます。
1990年の最初のムーミンマグから現在までそのほとんどがトーベ・スロッチがデザインしてきました。
ムーミンの童話や挿絵を上手く取り入れた、彼女のデザインはムーミンファンだけでなく、世界中の人々をとりこにし続けてきました。
そのムーミンマグのスタートはこのフィンランドのアラビアファクトリーであり、かつては、ムーミンマグのすべてがフィンランドのアラビア工場でつくられていました。しかし、現在は、フィンランドのアラビア工場は閉鎖しており、すべて外国の工場でつくられています。
フィンランドのアラビア工場閉鎖により、ムーミンマグのバックスタンプや外箱は、時代により、”ARABIA FINLAND”と記載のものと、”by ARABIA”のみのものがあります。
コレクターズアイテムともなっているムーミンマグのいろいろを、年代を追ってピックアップして紹介します。
[1990年代]
マグ ブルー 1990-1996年
マグ ローズ1990-1993年 等
[2000年〜2016年]
アドベンチャー2009-2013年
スナフキン2002-2014年
署長さん2009年-
アンダーザツリー2013年
ブリスクとスキーをする2014年
浜辺のひととき 2015年
ムーミン70周年記念マグ ムーミンハウス 2015年
夏至 2016年 等
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