いわの美術では、唐津焼の人気・実力ともにナンバーワンといわれる陶芸家 中里隆の作品買取をしています。
中里隆は、「唐津焼」の人間国宝 中里無庵(12代中里太郎右衛門)の五男に生まれ、幼少の頃より父の薫陶を受け、中里太郎右衛門窯にて一日に数百というやきものを挽き、二人の兄、逢庵(13代中里太郎右衛門)、重利と共に中里太郎右衛門窯の黄金時代に貢献した人物として知られます。
中里隆は、唐津焼らしからぬ豪快奔放な野性味をもち、中里三兄弟の中でも、特異な存在といわれています。中里隆は、もともとデザイナーになりたいと思っていましたが、勉強嫌いであったため入れる学校がなく、やむなく身近であった陶芸の道に入ることとなります。その後、すぐに現代日本陶芸展で第一席を受賞し国内で活躍していましたが、一方で、欧州、中近東、東南アジア、沖縄、韓国など国内外の窯跡の視察を行い、パリやニューヨークなどでも個展を開催しました。
また、能野焼再興のため一時期、種子島に窯を構え種子島焼を創始し、中里隆独自の風合いを持つ唐津南蛮を生み出すなど、唐津らしからぬ男性的な焼締め作品も制作しています。
一年のうち半分は海外で作陶・生活をするという中里隆の作品は、日本にはない斬新な道具や土、釉薬の使い方をした作品も多く、その作品は市場でも高い人気と評価を得ています。
いわの美術では、唐津焼の枠にはまらない独特の作風が人気の中里隆の作品買取を積極的に行っています。
海外での作陶生活も行い、国内外で年間数多くの個展を行う中里隆ですが、その独自の造形のセンスが加わった新感覚のやきものは、毎年次々と生み出され続け、市場での注目度も上昇しています。
中里隆の作品は、大壷から茶道具、酒器や日常の食器まで幅広く、伝統的な絵唐津のほか、粉引、三島、刷毛目などの作品も手掛けています。また、近年では、冷却還元という焼き方により、従来の唐津焼よりも表面が銀化したような独特の光沢感を出した作品もみられるなど、その作品は常に進化し続けています。
ご売却をご検討中の中里隆の作品はございませんか？美術品・骨董品の買取実績豊富ないわの美術では、作品により、中里隆の高価買取もしています。中里隆の作域は広いため、作品により買取評価も異なりますので、買取のお問合せの際は、オンライン無料査定などをご利用いただくなど、お写真による作品の情報をいただけますと、買取査定がスムーズに運びます。中里隆の作品買取では、全国無料宅配買取にも対応しています。
