今回、いわの美術がお買取したお品物は三味線の撥で象牙津山撥です。
津山撥は地歌撥とも言われ、文化年間に大坂の津山検校が開発した三味線の撥なので津山撥という名称が付けられており、やや大型で厚みがあり、撥先が薄くなっているのが特徴です。
そのため、少し重たいのが特徴で今回お買取した津山撥も229gありました。
三味線の撥はジャンルによって素材が異なっており、べっ甲、象牙、柘植などがあります。
象牙の三味線の撥は抜群のしなりを持っており、上品で張りのある音色を出す事ができるため、最高級品として扱われています。
お買取した津山撥は目立った傷や汚れ、象牙の変色もなく、まだまだ現役で使う事のできる津山撥だったので高い評価で買取る事ができました。
今回のように三味線の撥でも象牙の撥は1点でも評価する事ができ、いわの美術でも何度も買取を行っております。
この他にもべっ甲の撥も高い評価で買取る事ができますので、ご不要な三味線の撥がございましたらお電話、メールにてお問合せ下さい。
いわの美術では三味線の撥以外にも三味線の買取を行っております。
三味線には使われている素材や加工・細工によってランク付けされており、材質は紅木、金細に金の純度を表す刻印が入っていたり、綾杉胴付の三味線は高級品として評価する事ができ、高価買取となる場合もございます。
その他、糸巻が象牙であったり、カバーなどの付属品の有無も買取額に影響してきます。
お問合せの際はどのような三味線なのか詳細をお伝え頂くと査定がスムーズに進みますが、遺品整理や蔵・倉庫の整理などで詳しい情報が分からない三味線の場合、メールやオンライン査定からお問合せ頂ければ画像を添付する事ができ、弊社の買取スタッフが画像を見ておおよその買取額を折り返しご連絡しております。
場合によっては直接ご自宅までお伺いする出張買取で対応する事もございますが、出張費などは頂いておりません。
まずはお気軽にお電話、メールでお問合せ下さい。