今回、いわの美術がお買取りしたお品物はオールドノリタケのフィギュアです。
馬の親子をモチーフとした白磁のフィギュアで、馬の美しい筋肉美と親子が寄り添う一瞬を捉えた構図はさすがオールドノリタケといったところではないでしょうか。
母馬の優しいまなざし、子馬の母馬に甘える様子が見ていて心和む素敵なお品物でした。
目立った傷も無く、良い状態でしたので買取額を少し高くさせて頂きました。
オールドノリタケは1800年代末から第二次世界大戦後に外貨獲得のためにアメリカに向けて輸出された森村組と日本陶器の陶磁器製のテーブルウェアや花瓶や壷、フィギュアなどの装飾品の事を言います。
オールドノリタケ特有の白肌の陶磁器は「ノリタケチャイナ」の愛称で親しまれ、日本を含め世界中に多くのコレクターが存在します。
生産されたそのほとんどがアメリカに輸出されており、日本の中古市場でも注目を集めているため、買取額が高いお品物の1つです。
作られた年代、輸出先によってバックスタンプの使い分けがされており、
今回お買取りしたバックスタンプは1946年からボーンチャイナの製品にのみ使われたバックスタンプでした。
オールドノリタケは作られた年代や保存状態によって買取額が変わってきますので、お問合せの際はバックスタンプの形状をお伝え頂くとお話がスムーズに進みます。
今回、いわの美術がお買取りしたオールドノリタケはフィギュアでしたが、テーブルウェアや壷、花瓶などのオールドノリタケも買取を行っております。
海外受けを良くしようと、オールドノリタケでは日本風の絵付けからアールデコ、アールヌーボー様式を取り入れ、専用の画帳を用意して製作した製品の絵付けパターンを記録し、リピーターにも対応できる形を取っていました。
オールドノリタケには多数のバックスタンプが使われており、「noritake」「RC」「M」の文字や桜や鹿のマークなどが使われています。
オールドノリタケと聞いているけれど、よく分からない…そんな場合でも一度いわの美術にお問合せ頂ければ無料で鑑定致します。
査定額にご納得いただければそのまま買取の手続きを取らせて頂きますので、お気軽にご相談下さい。