買取実績紹介

オパールセントガラスオブジェ 裸婦像

 

 

サビーノのガラスオブジェ買取ります


今回いわの美術が買取りさせていただいたお品物はサビーノが作られた裸婦像のオブジェです。
サビーノは19世紀から20世紀のフランスのガラス工芸家で、4歳の時に故郷のシシリーからパリに移住しました。父は木彫家であったためパリ工芸学校と美術学校で学びました。
第一次世界大戦後の1914年にロミーリ・シェル・アンデル・ガラス工場と契約して仕事を始めましたが、まもなく自分の工房を開設してそこで自分の作品製作を行いました。
彼は当初建築照明に主力を注いで多くの大建築のインテリアを設計しましたがなかでも豪華客船「イル・ド・フランス号」の照明や壁画装飾、また「ノルマンディ号」のインテリアは世界の注目を集めました。

ノルマンディ号の一級船客用のホールの壁画装飾の長さは300mに及び直径1.3mの巨大なシャンデリアが15灯吊り下げられ、階段の手すりやエレベーターのドアまでもがサビーノのプレス・ガラスで作られていました。サビーノは金型を使った型吹き、または押し型形成によって彫塑的な作品を作りましたがその範囲は建築インテリア分野から日常食器やオーナメントにまで及んでいて、主に無色、オパルセント、淡色のガラスを使用していてルネ・ラリックの作風と共通している部分もあり混同されることもあります。

サビーノの工房は第二次世界大戦の時は閉鎖されていて戦争が終結した1945年からサビーノが亡くなる1961年まで続きその後サビーノが製作に使っていた金型はアメリカに売却され、現在レプリカなどが作られています。



オパールセントガラス買取ります。


オパールセントガラスとは19世紀末にアメリカで有名な宝石商ティファニー家のルイス・コンフォート・ティファニーによって開発された乳白色と他の色の混じり合った模様になっているガラスです。

動物の骨灰(リン酸塩)・亜砒酸・蛍石・硅弗化ソーダなどをガラス原料に溶解し急冷して再加熱すると青白い艶を抑えた不透明から半透明の乳白色のガラスが出来上がります。
この技法を「オパールセントガラス」といい、これに酸化金属を入れることにより光の加減や角度でピンク・ブルー・コバルト・黄などを虹色に発色し鮮やかな色を楽しむ事が出来ます。



お手元にオパールセントガラスのオブジェや照明などはございませんか?お品物の状態や作家さんなどにもよりますが高価買取りさせていただきます。同じようなお品物がございましたら一度いわの美術までお問い合わせ下さい。

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