お写真のお品物は紙釜敷という紙一帖(48枚)を四つ折りにして用いる茶道具の1つです。
釜敷とは亭主が客の前で炉や風炉に炭を組み入れる炭点前で用いられ、火から釜を下した時に釜の下に敷いて使います。
そのため紙釜敷以外にも竹釜敷、板釜敷などもございます。
また、略式の茶会などでは炭を組み入れる工程を省くため、紙釜敷の上に香合を載せて使用します。
初めて紙釜敷が使用されるようになったのは千利休が懐紙を用いたのが始まりと言われています。
紙釜敷には奉書、檀紙などが主に使われています。
お買取りした紙釜敷にも檀紙や奉書、金銀砂子などがありました。
若干のシミがありましたが、箱付での評価でお買取りさせて頂きました。
紙釜敷は素材が紙ですから保管場所が陽に当たる場所であったり、湿気が多い場所ですと日焼けやシミが出来てしまいます。
日焼けやシミがひどい場合はお買取りをお断りする場合がございます。
今回のお買取りでは茶道具の処分という事でしたので、出張買取でお伺いさせて頂きました。
いわの美術では出張買取の他にも宅配便での買取、ご来店での買取を行っております。
どちらも一度ご連絡いただいた上でのご対応となりますので、お気軽にお問合せ下さい。
また、紙釜敷のみのお買取りでしたら宅配便の買取をお勧めいたします。
弊社までの配送は着払いを指定して頂きますので、お客様が負担することは一切ございません。
紙釜敷の買取はいわの美術いお任せ下さい。