今回お買取させていただいたのは、千家十職の土風炉・焼物師である永楽善五郎の赤絵鉢です。
永楽善五郎とは当主が代々受け継ぐ名前で、初代から9代までは西村姓を名乗っていました。
現在の当主は17代・永楽善五郎(永楽紘一) となっています。
今回、お買取したお品物を作ったのは永楽善五郎14代の妻・妙全です。
妙全は自分の作品に夫・得全の印と箱書きに本名の「悠」の朱印を捺しています。
「お悠さん」と親しみを込めて呼ばれる事が多かった妙全は、その人柄の良さが出た、女性らしい優雅な作品を多く残しています。
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