大野幸彦、原田直次郎に洋画を学んでいましたが、イギリス人画家ジョン・ヴァーリーの水彩画に感動し、水彩画家を目指すようになります。
1897年アメリカに渡り、一時イェール大学付属美術学校でも学んでいます。翌年ロンドンに移り、フランスやベルギーを経て帰国しました。 その後日本各地はもちろんヨーロッパ、アメリカ、中国へたびたび出かけては風景画を描き続けました。
水彩画を独立した洋画の一分野ととらえており、透明水彩の繊細な表現を追求するとともに、水彩画に関する著書を多数刊行するなど、水彩画の普及に尽力しました。