サルバドール・ダリの版画買取りました
絵画の買取実績豊富ないわの美術では、スペイン出身で非現実感を作風とするシュルレアリスムの代表的な画家として知られているサルバドール・ダリの版画をお買取り致しました。
サルバドール・ダリには、幼くして亡くなった兄がいましたが、ダリが生まれる前に生後22か月で亡くなっています。
その9ヶ月後にダリが生まれますが、兄と顔が瓜二つだった事から両親は兄の生まれ変わりと信じダリに兄と同じくサルバドールと名付けました。
ダリが5歳の時、兄の墓の前で「兄の生まれ変わりだと信じている」と両親から話された事で、5歳の子供には計り知れない程の心理的ダメージを受けたそうです。
5歳に受けた心理的ダメージの影響で奇妙な行動も多く、絵画に興味を持っていて6歳では初めて油彩画を描くなど類まれな才能を発揮し、20世紀最大の芸術家と言われたパブロ・ピカソの友人で画家のラモン・ピショットに絵の才能を認められます。
その後、18歳でマドリードの中心部にある王立サン・フェルナンド美術学校に入学し元々あった絵の才能を開花させ、21歳にはバルセロナにあるダルマウ画廊で初の個展を開催しました。
また、ダリはサン・フェルナンド美術学校在学中に非現実的で空想世界を表現しているシュルレアリスムの道に進む事を決意し、それ以降有名な作品を数多く描き続けました。
サルバドール・ダリの作品について
サルバドール・ダリは、ユーモアもあり不気味でもあるなんとも不思議な作風が特徴的で、ダリの作品を見ていると、まるで彼の心や頭の中を覗いているような感覚に陥ります。
今回いわの美術がお買取りしたのは、ユーモアの中に奇妙さがある絵画を数多く描いているサルバドール・ダリの版画で「EL LECTOR」というタイトルの作品です。
お買取りした版画には、ダリの特徴的な奇妙さやユーモアがあまり感じられませんでしたが、ダリの版画という事を証明する保証書も付いていましたので高評価でのお買取りとなりました。
いわの美術では、サルバドール・ダリのように絵画の世界を代表する画家の作品もお買取りしております。
しかし、有名な画家の作品となると必ず贋作という言葉が付きまとってきます。
有名な作家であるほど贋作の量は増え、近年では贋作のレベルも上がり真贋の判別が難しくなってきています。
いわの美術では、鑑定のみは行っていませんが、弊社に売却前提であれば査定を行いお買取りする際のお値段をご提示しています。絵画の売却先をお探しでしたら、是非一度いわの美術までお問い合わせ下さい。