今回、いわの美術がお買取したお品物は松林桂月の屏風です。
精緻で謹直な描写と右上から左下に向かう構図は松林桂月の代名詞とも言われ、現代でも十分通用する素晴らしい作品をいくつも残しています。
最後の南画家としても評価の高い松林桂月は中古市場でも高値で取引されている作品も多く、今回お買取りした屏風は一部に破れなどの破損個所がありましたが、全体的にシミなどは出ておらず、1点でも十分評価できるお品物でした。
これで破損個所がなければ買取額はもっと上がりました。
また、屏風などの大きいものは掛軸と比べると需要が少なく、思ったほど買取額が高くならない場合もあり、引き取り手数料などがかかる業者もありますが、いわの美術では査定・見積・買取で費用を請求する事は一切ございません。
某鑑定番組でも何度か登場した事のある松林桂月ですが、草花や山など自然の風景を描いた作品が多く、詩・書・画と全てにおいて優れた力量を発揮しており、高価買取が期待できる作家の一人です。
そのため、多くの偽物も出回っており、残念ながら偽物はいわの美術でも買取る事はできません。
掛軸を中心に多くの作品を残している松林桂月ですが描かれているモチーフや保存状態によって買取額が決まりますので、今は売却する予定がない場合、大切に保管しておく事で売却時に有利な査定を受ける事ができます。
また、共箱と呼ばれる作品を収納する木箱に松林桂月自身の箱書などがありますとプラスの査定を受ける事ができますので査定時にご一緒にお出し下さい。
松林桂月の作品売却なら、年間に多くの買取実績を誇るいわの美術に全てお任せ下さい!!