今回お買取したお品物は、小暮真望のシルクスクリーンで制作した「尾瀬沼と燧岳」という作品です。
小暮真望の作品は、繊細なタッチと爽やかな色彩で自然の持つ壮大な美しさを再現しているといわれており、特に尾瀬をモチーフとした作品は、海外でも高く評価されています。
お買取となった小暮真望の作品にはAP版と表記されていました。
APとはArtist Proofの略で通常のエディションナンバー付きのお品物とは違い、作家自身の保存版として刷られた作品ということがわかります。
ちなみにこのAP版は、刷られた部数のおよそ10%を作家が所持出来るようですが、同じ版で刷られるので価値は変わりません。
しかし、人気作家であることや、海外で高く評価されている尾瀬をモチーフとした作品で作品自体の状態も悪くないということもあり、高価買取となりました。
今回は、自然の美を表現している作家として国内外で高く評価されている小暮真望の作品を買取ました。
尾瀬をモチーフとした作品で知られている小暮真望ですが、萬華賞、馬渕賞といった日本版画会の大きな賞を受賞した実績の他にも、ふるさと切手、ポストカード、企業カレンダーなどに作品が採用されている実績があります。
その実績は、山など自然という題材に親しみを感じ、心が安らぐ大胆細心な表現力で見た者の心を打つからだという評価もあります。
いわの美術は小暮真望の作品買取に力を入れていますので、人気のある尾瀬がモチーフとなっている作品でなくとも、マッターホルンや富士山などの作品でも高価買取が期待出来ます。
また、お引越し、コレクションの整理などで小暮真望の作品の売却をお考えであれば、適当に処分する前に小暮真望の作品買取実績がしっかりとあるいわの美術までお気軽に、お電話、メールにてご相談下さい。