今回、いわの美術がお買取したお品物は洋画家・酒井英利の油彩画です。
作品タイトルは「嵐山雪景」と書かれており、作品表面の端とキャンバスの裏に作家のサインが記されていました。
保存状態も非常に良い状態で、外箱付で色焼けや絵具の剥がれ・ヒビなどが一切見受けられない事が高評価となり、高価買取となりました。
この作品一点だけの買取でしたので、お客様の希望により、宅配買取で買取らせて頂きました。
酒井英利は京都出身の洋画家ですが初期の頃はフランス、イタリア、スペインなどを遊学していた事からヨーロッパの風景を描いていた作品が多く見られました。
しかし、日本の四季の素晴らしさに気付いた酒井英利は、地元の京都の風景はもちろん、隣の県である奈良も含め、古都の風景と日本の四季をキャンバスに描き出す事が多くなりました。
取扱っている題材のせいか、油彩画なのに日本画のような柔らかな雰囲気を感じとる事ができ、現在注目を浴びている洋画家の一人として中古市場でも高値が期待できる作家です。
酒井英利の作品には「sakai」というサインが記されている事が多く、そのサインもお写真のように読みやすい形をしています。
処分を考えているお品物の中に「sakai」のサインがあれば高価買取が期待できます。
しかし、保存状態が悪かったり、極端にサイズが大きいものは買取額が思ったほど上がらない場合もございます。
いわの美術ではメールにお写真を添付して行う簡易査定も行っており、先におおよその買取額を知る事ができます。
酒井英利の作品かもしれない…と気になるお品物がございましたら、まずはいわの美術までお気軽にご相談下さい。
