今回、いわの美術がお買取りしたお品物はきたのじゅんこのリトグラフです。
きたのじゅんこは天使、妖精、精霊をモチーフに繊細な色調で独特の幻想世界を生み出した作家として知られており、赤川次郎、立原えりかなどベストセラー作家の著作を飾り、画家としての活動だけではなく、詩、エッセイ、紀行文なども手掛けています。
現実離れした世界観に多くのファンが魅了され、女性を中心に絶大な人気を誇っています。
お買取りしたりした作品はリトグラフという、あらかじめ印刷する枚数を決めて制作される版画技法の1つでこちらの作品は全部で375枚印刷されました。
共箱付でシミや汚れもなくとても綺麗な状態でお譲り頂きました。
人気作家となると原画をもとに1度に大量の作品を刷る事ができるリトグラフの作品が登場します。
リトグラフは大量印刷ができるおかげで、油彩画や水彩画と比べると安価に購入する事ができます。
そのため、売却する時も思ったより高く売れない事の方が多いのがリトグラフです。
ただし、最初に印刷された枚数や現存する枚数、作品の大きさや状態によっては高価買取が期待できるリトグラフもございます。
きたのじゅんこのように人気作家のリトグラフは高価買取が期待できますので、リトグラフのご売却をお考えでしたら、数々の著名作家のリトグラフを取り扱ってきた、いわの美術までお問合せ下さい。
きたのじゅんこは水彩色鉛筆を使った作品を主に制作しており、水彩色鉛筆は水で溶くと水彩画のような作品に仕上がります。
これがきたのじゅんこ作品の世界感の秘密です。
きたのじゅんこはリトグラフの他にもパステル画や作品集、ポスターなども手掛けていますが、画集やポスターは評価を付ける事が難しく、買取をお断りする事が多いお品物です。
ポスターかリトグラフか分からない…そんな場合は作品の端に数字とサインが書かれているかどうか確認して下さい。
数字とサインが書かれていればリトグラフになります。
それでもご自身では判断つかない場合は、いわの美術までご相談頂ければお調べ致します。