今回いわの美術がお買取したお品物はリチャードジノリのスーププレートでグランデューカというシリーズです。
リチャードジノリはイタリアを代表する陶磁器ブランドで、鉱物学に詳しかったカルロス・ジノリ侯爵がドイツのマイセンに匹敵する陶磁器をイタリアでも作ろうと創設したのが始まりです。
リチャードジノリという名称が用いられるようになったのは1896年にミラノのリチャード製陶社と合併した時からで、1956年にはラヴェーノのイタリア陶磁器会社と合併しイタリア最大の陶磁器メーカーになりました。
さて、今回お買取りしたリチャードジノリのグランデューカは窯を築いてすぐに生み出されたデザインで、トスカーナ大公妃であり、オーストリア女王であったマリア・テレジアのためにデザインされたものでしたが、開窯250周年を記念して復刻されました。
今回は6枚揃っていた事、目立つような傷や汚れがなかったため買取を行いました。
リチャードジノリの洋食器は中古市場でも人気が高く、いわの美術でもこれまでに多くの買取実績を持っています。
リチャードジノリの中でも人気のパターンはイタリアンフルーツやベッキオホワイトなどが挙げられ、買取る事の多いお品物です。
贈答品として頂いたけれど使っていないリチャードジノリの洋食器はございませんか?
ご不要であればいわの美術が買取ますので、まずはお電話・メールにてお気軽にご相談下さい。
また、外箱など付属品が揃っていたり、未使用品の場合、高価買取となる事もございますのでお問合せの際はお品物の状態もお伝え下さい。