今回お買取したアウガルテンの洋食器は、アウガルテンの代表的なパターンを使ったマリアテレジアというシリーズのカップ&ソーサーです。
マリアテレジアというパターンは、18世紀に流行していたハンティングのシンボルであるモミの木の色だけで彩色されており、ハプスブルク家の狩猟の館として利用されていたアウガルテン宮殿に贈られたディナーセットにも起用されています。
また、マリアテレジアというシリーズ名は、ウィーン磁器工房の大きなスポンサーであった女帝マリア・テレジアに敬意を表して付けられたとされています。
そんなアウガルテンの洋食器の買取となったわけですが、外箱が付いていなかったのが残念でしたが、お品物自体の状態は良かったこともあり、なかなかのお値段での買取となりました。
今回お買取したアウガルテンの洋食器は、マリアテレジアというシリーズでしたが、アウガルテンの洋食器にはマリアテレジアの他にも、ウインナーローズ、プリンスオイゲン、ビーダマイヤー、シンプルブーケ、エナゴールドリム、デコヴィエナ ホフマン、忘れな草など様々なシリーズがあり、アウガルテンの洋食器買取に力を入れているいわの美術であれば、高価買取も期待できます。
また、ハプスブルク家の衰退で窯が閉鎖されると、アウガルテンの職人がハンガリーに逃れ、ハンガリーで「ヘレンド」という窯を開いているため、アウガルテンとヘレンドはとてもよく似ています。
いわの美術であれば、アウガルテンの洋食器買取実績もしっかりとございますので、場数を踏んだ査定で、安心したお取引をご希望でしたらいわの美術にお任せ下さい。