こちらの原画は1930年に描かれました。 現在は埼玉県立近代美術館に保管されています。縦に長い作品です。
青樹の代表作と言えば
「虫魚画巻」が一番有名です。
あの画巻は蛙、蜘蛛、鯉、金魚
鰻、鰌、そして明かりに集まる昆虫と、
多彩な生物が登場し、この作品のように夜景がとても美しい作品です。
青樹は「私の場合画の主材は緊密に身辺にあって、それを幾度も見、幾度か写生して、虫の心と私達の心とが一種の-友情-にあることが必要でなければならぬ」と名言を遺されました。