今回、いわの美術がお買取したお品物は荻原井泉水(おぎわらせいせんすい)の掛軸です。
俳人として有名な荻原井泉水は本名を幾太郎と言います。
当初からこの俳号で活躍していたわけではなく、荻原幾太郎のイニシャルから愛桜(あいおう)と号していましたが、六十干支を陰陽五行説や中国古代の音韻理論を応用して、木・火・土・金・水の五行に分類し、さらに形容詞を付けて30に分類した納音(なっちん)より井泉水と改めたと言われています。
荻原井泉水は季語無用を主張し、自然のリズムを尊重した無季自由律俳句を提唱した人物で、日本の俳句界に大きな影響を与えました。
今回お買取した荻原井泉水の掛軸ですが、書画になっているもので、荻原井泉水らしい自由な句が書かれていました。
長年仕舞ってあったせいで巻き跡が残っていましたが、シミや汚れなくなく保管状態が良くしっかりと評価する事ができました。
いわの美術ではご処分をお考えの掛軸の買取を行っております。
掛軸は骨董品要素も強く鑑定にはしっかりとした知識が必要ですが、いわの美術に在籍する鑑定士は正確な知識を持っており、後進教育もしっかりと行っているため、どの鑑定士でも安心した査定を受ける事ができます。
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