買取実績紹介

佐藤太清 掛軸・花鳥図


佐藤太清の掛軸買取ました

今回、いわの美術がお買取したお品物は、佐藤太清の掛軸・花鳥図です。
佐藤太清は京都府出身の日本画家で、花鳥画と風景画を融合させた「花鳥風景画」を確立した人物として知られています。
文化勲章受章者としての功績を持ち、出身地である福知山市では21世紀の芸術文化を担う人材の育成を目的として、高校生・大学生を中心に全国から絵画作品の一般公募である「佐藤太清賞公募美術展」が2002年から開催されています。


佐藤太清は生まれる前に父親を亡くし、誕生直後に母親も亡くしているため、寂しい少年時代を過ごしていました。
そんな中、絵を描く事だけが唯一の楽しみで、次第にそれは画家を志すようになり上京すると児玉希望の内弟子として日本画の研鑽に励みますが、日展での入選は30歳と遅いスタートとなりました。
しかし、その後の第9回新日展に出品した作品がまったく新しい画期的な日本画として絶賛され、文部大臣賞、日本芸術院賞をダブルで受賞し注目を浴びるようになり、日展を中心に活躍を見せ、日本芸術院会員そして現代日本画壇の重鎮として活躍します。



佐藤太清の作品買取について

佐藤太清の作品は基本的に掛軸になっている事が多く、掛軸の買取で注意する点がいくつかございます。
まず、シミ、汚れ、色焼け(色褪せ)、やぶれがないかどうかです。
こういった傷は買取額に一番大きく影響し、人気の佐藤太清の作品だからと言っても、傷があると買取額の減額につながります。
次に共箱と呼ばれる作品を収納する木箱の有無です。
共箱には作品名、作家のサインが記されており、真贋の保証にもなるため、買取額に影響する事が多く、ボロボロな状態であってもご一緒に査定に出す事でプラスの評価となります。
また、今回のように、掛軸に使われている軸が象牙であったりすると、その分も買取額にプラスとなりますので、分かるようでしたらその旨をお伝え下さい。
お問合せの際は、佐藤太清のどのような作品なのか、タイトルや描かれているモチーフをお伝え頂けると、査定がスムーズに行えます。
自分で説明するのは難しいと感じる方にはメールにお写真を添付して頂ければ、弊社の鑑定スタッフが写真を見て簡易査定を行いますので、まずは一度、お電話、メールにてお問合せ下さい。

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