今回、いわの美術がお買取りしたお品物は國井應陽の掛軸「旭日静波図」です。
絹に描かれた肉筆の作品で、「旭日静波図」は元旦に飾るのにふさわしいモチーフとして古来より好まれてきました。
そのため、色々な画家が「旭日静波図」を描いております。
大きさは縦160cm横103cmほどで、共箱付でお譲り頂きました。
残念ながらシミが点在している事、破損個所があった事でその分がマイナス評価となってしまいましたが、人気の高い「旭日静波図」でしたので、買取を行いました。
掛軸の買取では、作品の状態はもちろん、描かれているモチーフによっても買取額が変わります。
國井應陽は円山応挙6代目の子孫にあたり、父親である國井応文も円山応挙5代目の子孫として活躍した円山派の画家です。
國井應陽は父から画を学び、大江能楽堂の鏡板を手掛けている事で知られています。
円山派は写生を重視した親しみやすい画風が特徴で、國井應陽の作品も円山派の教えを忠実に守りながらも花鳥画などを多く描き残しています。
また、多くの極書も手掛けており、本物を見抜く知識と確かな目を持っていた事が分かります。
國井應陽の作品をお持ちではないですか?いわの美術では國井應陽の作品の買取を積極的に行っております。
骨董品、美術品の中でも掛軸はコレクターが多い事で有名ですが、その人気から多くの偽物が出回っているのも掛軸です。
いわの美術では掛軸買取に関する、査定、鑑定のご相談は無料で行っており、年間に多くの方からの問い合わせがございます。
掛軸買取では、作品の状態が良好である事、外箱、共箱があるなどによって買取額が変わってきますが、いわの美術ではボロボロで外箱がない掛軸でも買取る事が可能です。
他社で断られた掛軸はございませんか?1点ではお値段が付けられない掛軸でも複数まとめてであれば買取る事ができる掛軸もございます。
処分をお考えの掛軸がございましたら、いわの美術が買取ますので、まずはお電話、メールにてご相談下さい。