尾形光琳は江戸時代の画家、工芸家です。
裕福な呉服商の次男で父・宗謙から絵を学び、のちに狩野派の画法を習得し、30代後半に画家として勢力的に活動するようになりました。
形態と色彩が美しく艶やかで気品のある作風で国宝になる程の作品を後世に残しており、代表作に「燕子花図屏風」「紅白梅図屏風」「八橋蒔絵硯箱」などがあります。
そんな尾形光琳の掛軸の買取を行いました。
今回、買取したのは尾形光琳の「風神雷神図」の掛軸です。
この掛軸は、双幅(左右一対)で価値があり、どちらかが欠けていても買取はできますが、大幅に買取額が下がってしまいます。
また、シルクスクリーンでしたが作品の状態も良く左右揃っており、お写真のように木製の箱もご一緒だったので高額買取いたしました。
掛軸は、シルクスクリーンの他にも肉筆という作家本人が直接画いたものがございます。シルクスクリーンよりも肉筆の高価買取が期待できます。
今回は掛軸の買取でしたが、いわの美術では掛軸以外にも美術品、骨董品、茶道具、洋食器、洋酒などの買取にも力を入れております。
ご売却をお考えの掛軸とご一緒にご自宅の整理などで出てきた気になるお品物や価値があるかどうか分らないお品物があればメール、お電話にて、いわの美術までご相談ください。
買取りできるお品物が多い場合は出張買取で対応させていただいております。こちらも合わせてご相談ください。