今回いわの美術がお買取りしたお品物は加納三楽輝の掛軸です。加納三楽輝は明治31年に誕生し、京都市美術学校で学ぶ傍ら山本春挙に指導を受けて、大正8年に上京しその後山村耕花に弟子入りしました。昭和3年に第15回院展に「千倉漁婦」を出品して初入選を果たします。
のちに川端龍子に弟子入りをして、坂口一草とともに青龍社の筆頭社人として活躍しました。
さらに第3回展に「南島女人」を出して受賞されています。
加納三楽輝は地方豊かな働く女性を好んで描いていたそうです。
いわの美術では加納三楽輝の掛軸を買取ります。
一般に雛人形というと、座り姿で飾られているものを思い浮かべる方が多いかと思いますが、雛人形の始まりはこちらの立ち雛で、立った形のものが原型となっています。これは雛人形のルーツである人形(ひとがた)から派生したものです。
人の形の神に穢れを託して水に流す風習から始まったのがひな祭りと言われています。源氏物語の須磨の巻に人形を海に流すシーンが書かれている事も有名です。
いわの美術では加納三楽輝の作品の他にも「松に水仙」の作品でも有名な滝和亭や花鳥画が得意で「波に千鳥」などでも知られている小原祥邨などの作品も状態によってですが高価買取りさせていただきます。
お手元に掛軸などお持ちでしたらぜひ一度いわの美術までお問い合わせ下さい。