シュタイフ社創設者マルガレーテ・シュタイフは1877年に姉妹と共にフエルト製品販売会社 「フェルト・メール・オーダー・カンパニー」を立ち上げました。その3年後にマルガレーテが義妹へのプレゼントとして贈った「ゾウの針刺し」が評判を呼びました。 そこでその「ゾウの針刺し」を試しに販売すると、ヒット商品となり、それを好機に 「会社マルガレーテ・シュタイフ」を 設立しました。
左耳にはシュタイフの特徴である、 ボタンとタグが取り付けられています。 これは1903年に、アメリカで発売された一体がルーズベルト大統領に贈られ、 アメリカで大ブームを巻き起こしました。 しかしその結果、粗悪な模造品が出回り、その対策として甥のフランツが考案したものです。
このテディベアは「初姫」という名前が付けられています。2000年に日本で 限定2000体が販売されました。 着せられている着物もそうなのですが、 帯、巾着、扇子など小物まで 精巧な作りをされています。