今回いわの美術がお買取したお品物は藤村明光の三つ折人形です。
三つ折人形とは足の付根、ひざ、足首を折り曲げることができるように作られているという特徴を持つ人形で、「座らせる」「立たせる」など動きがあるため古くから人気があります。
藤村明光は人形師・光龍斎 滝沢豊太郎の流れをくむ初代・藤村紫雲に16歳で師事しており、初代・藤村紫雲は父親でもありました。
修行を終えるとアメリカで活躍を重ね、ソビエト連邦のゴルバチョフ大統領に市松人形一対を献上し、またパリ装飾美術館に創作人形・市松人形永久保存されるなど海外でも実績を上げていきます。
今回はその藤村明光の三つ折人形の買取でしたので高価買取も期待できたのですが、人形の一部に破損が見られたこと、衣装にもシミがあった事がマイナス査定となり、思ったほど買取額は高くなりませんでした。
それでも人気の藤村明光の三つ折人形という事で出来る限りの評価をさせて頂きました。
いわの美術では藤村明光の市松人形の買取を積極的に行っております。
現在、藤村光環と名を改め活躍している藤村明光の市松人形は一目見れば藤村明光の市松人形だと分かる顔つきをしており、どれもが柔らかい雰囲気を持ち、市松人形がかつて自分の子供が健康に育って欲しいと願いを込めて作られた事を感じさせてくれます。
傷や破損がなく市松人形を収納する箱などがございましたら買取額にも期待できますので、まずは藤村明光の市松人形の買取実績のあるいわの美術までご相談下さい。